兵庫県でおすすめの注文住宅メーカー7選をご紹介します！

兵庫県で家を建てる場合の費用は？土地価格と坪単価の相場

                   

家を建てる場合に多くの方が不安を感じやすいのが費用についてではないでしょうか。まずは兵庫県でマイホームを建てる際に知っておきたい、土地価格や坪単価の相場についてチェックしていきましょう。

兵庫県の土地価格の相場

兵庫県で土地を購入する場合エリアによって価格の変動はありますが、1,452万9,000円が相場となっています。土地付きの注文住宅の平均相場は建設費用が2,653万6,000円であり、土地購入費用と合わせると4,105万5,000円です。ちなみに、土地購入はなしで注文住宅のみ建てる場合の相場は3,329万円となっています。

また延べ床面積の平均は土地付き注文住宅の場合113.7m²/34.4坪となっており、土地なし注文住宅の場合は129.0m²/39.0坪です。これらのデータから兵庫県で家を購入する場合土地と注文住宅なら4,100万円の予算、建物だけなら3,320万円の予算で考えていくといいでしょう。

兵庫県の坪単価の相場

土地相場をさらに細かく見ていくと、坪単価の平均は26万円ほどとなっています。ただし兵庫県内でも人口比率の高い南部は住宅地としても人気があるため、費用が高めの傾向にあります。とくに神戸、西宮、芦屋、尼崎、宝塚などは坪単価が高いため、これらの地域にマイホーム購入を検討している場合は予算を高めに見積もっておくといいでしょう。

もちろん坪単価は最寄り駅からの距離や周囲の利便性など、さまざまな要因で大きく変わります。相場をしっかりと抑えておく必要はありますが、自分が住みたい地域や土地については不動産会社などに確認して実際にいくらくらいを目安に考えればいいのかを知っておきましょう。

兵庫県で新築住宅に使える補助金

兵庫県で家を建てる場合に利用できるさまざまな補助金制度があります。ここでは各地域で行っている補助金制度についてご紹介するので、ぜひチェックしておきましょう。

相生市

相生市では「住宅取得推奨交付事業」として、市内に定住するために住宅を新築、または新築住宅を購入した方で、夫婦もしくは18歳未満の子どもを養育している世帯を対象に25万円の支給を行っています。

市川町

市川町では「市川町若者定住促進住宅取得奨励金」として、市川町に定住し住宅を取得した方で条件を満たした方に、新築の場合50万円を支給しています。新規移住者の場合は、さらに給付金が上乗せされます。

加古川市

                   

加古川市では「新婚新生活支援補助金」として、「結婚を機に定住するために市内で住宅を購入、リフォーム、賃借した方を対象に最大60万円を支給しています。夫婦ともに29歳以下の場合は最大60万円、夫婦ともに39歳以下であれば最大30万円の補助となっています。

神河町

神河町では「若者世帯住宅取得支援事業」として、若者世帯が町内に新築または増築、建売物件を購入した場合、要件を満たせば最大190万円の支給が受けられる制度を実施しています。

上郡町

上郡町では「上郡町定住促進助成制度」として、町内に新たに住宅を新築又は購入した方を対象に定住促進助成が受けられる制度を実施しています。補助金額は新築住宅に移住の方は50万円、定住の方は30万円となっています。

宍粟市

宍粟市では「森林の家づくり応援事業」として、住宅取得、市内事業者の活用、地域材の活用の3つの支援制度を利用した場合に最大140万円の助成が受けられる制度を実施しています。

たつの市

たつの市では「定住促進住宅取得支援事業」として、2つの奨励金制度を実施しています。「転入者住宅取得奨励金」はたつの市以外の地域に住んでいた方がたつの市内に定住を目的として家を購入した場合、3年間で50万円の奨励金を受け取れる制度です。

「若者住宅取得奨励金」は、たつの市在住の40歳以下の夫婦（どちらかが40歳以下であれば可）が、たつの市内に定住することを目的として住宅を取得した場合、30万円を受け取れる制度です。

家づくりの観点から見る「兵庫県ってこんなところ」

これから兵庫県で家づくりをする場合に知っておきたいのが、兵庫県の特徴や特性です。ここでは家づくりの観点から見る兵庫県についてご紹介するので、現在兵庫県に住んでいる方も別の地域から移住してくる方もぜひチェックしてみてください。

日本海型と瀬戸内海型の2つの気候

兵庫県は北側が日本海、南側が瀬戸内海という2つの海に面している地域です。そのためエリアによって気候が大きく異なり、それぞれの気候に合わせた家づくりをする必要があります。

まず北部は冬場になると雪が多い典型的な「日本海側気候」となっており、南部は年間の降水量が少ない典型的な「瀬戸内海気候」となっています。一部標高が高い地域や内陸部などを除くと基本的には温暖な気候といえますが、夏の暑さが厳しい地域であるため断熱性が高く外気に左右されない家づくりをするのがおすすめです。

また北部の場合は冬になると平地でも50cm以上、山地では1m以上の積雪となるケースもあるため、北部に住む場合は雪のことにも配慮した家づくりをする必要があるでしょう。

兵庫県内の人気エリア

兵庫県内のどこに家づくりをするのか悩んでいるのなら、人気のエリアも参考にするといいでしょう。ここでは兵庫県で住みやすいとされている街をご紹介します。

西宮市

兵庫県南東部に位置する西宮市は、神戸市と姫路市に次ぐ県内で3番目の規模を誇る都市です。鉄道はJRや私鉄を含め7路線が通っており、アクセス性が抜群です。

また大阪市にも神戸市にも近く、生活インフラや住宅環境も充実していることから、どのような世帯でも暮らしやすいエリアです。とくに子育て支援に力を入れているので、子育て世帯にもおすすめといえるでしょう。

明石市

明石市は瀬戸内海に面したエリアで、本州と明石海峡で繋がる淡路島の北側に位置しています。市内にはJR山陽本線と山陽電気鉄道の2路線が走り、西明石駅は山陽新幹線を利用することも可能です。

とくに子育てや教育に関する支援が充実していることから、近年子育て世帯や若者夫婦の移住なども多く人口増加していることでも知られています。それに比例するように再開発が進んでいるため、暮らしやすさを感じられるでしょう。

神戸市中央区

神戸市中央区は神戸の中心地であり、市内には兵庫県の玄関口として山陽新幹線のほかJR、阪神電気鉄道、阪急電鉄、市営地下鉄・阪神急行電鉄、ポートライナーが走っています。また南部の沖合には神戸空港もあるため、各地域へのアクセス性が高いエリアです。ショッピングモールや商業施設が多く集まっている地域でもあり、再開発が進んでいるためどのような世帯でも暮らしやすいでしょう。

注文住宅の基本は3種類！違いを解説

                   

注文住宅には「フルオーダー住宅」「セミオーダー住宅」「規格住宅」という大きく分けて3種類の建て方があります。それぞれ異なる特徴を持っているので、ここではその特徴やメリット・デメリットなどをご紹介します。どのような建て方が自分たちの希望を叶えてくれるのかを理解し、後悔のないように注文住宅を建てましょう。

フルオーダー住宅

フルオーダー住宅は、その名前のとおりすべて自分で決めて建てていく方法です。家の構造から間取り、内外装、エクステリア、インテリア、設備など家を建てるうえで必要なすべての要素を、希望に合わせて選んで決めていくというスタイルです。

フルオーダー住宅は0から家づくりをするため、その家族の唯一無二の家づくりができるのが1番のメリットです。家づくりへの細かな希望や理想があるのなら、ぜひフルオーダー住宅を選択しましょう。

もちろん狭小地や変形地など、利用できる土地に限りがある場合でも、フルオーダー住宅なら土地を最大限に活かした家づくりが可能です。またフルオーダー住宅は高いというイメージを持つ方もいるかもしれませんが、お金をかける場所とそうでない場所にメリハリを付けられるので、予算内でもしっかりと希望を叶えていくことができます。

また注文住宅メーカーによっては定額制の注文住宅を提供し、価格面で不安を感じにくいプランを選べるケースもあります。決めなければならない項目が多い分打ち合わせには時間を要しますが、こだわりを叶えたいのならフルオーダーでの家づくりがおすすめです。

セミオーダー住宅

セミオーダー住宅とは、大手ハウスメーカーの注文住宅でよく見られるタイプで、あらかじめ注文住宅メーカーが用意した豊富な間取りやデザイン、設備、内外装などから選択して決めていく方法です。性能や構造はプランごとに決まっていることがほとんどで、フルオーダー住宅に比べると選べる範囲が狭まります。

また間取りも形や大きさが決まっているので、狭小地や変形地などには対応できないケースも珍しくありません。ある程度間取りなどを変更できる場合もありますが、基本価格に追加料金が発生することが多く思った以上に高額になってしまうこともあります。

ただ打ち合わせの期間や施工期間はフルオーダー住宅より短くて済む傾向にあるので、そこまで細かなこだわりはないけれど、ある程度家族に合わせた家づくりをしたいという方には向いているといえるでしょう。

規格住宅

規格住宅は注文住宅のなかでもっとも選べる項目が少ない建て方で、セミオーダー住宅のように注文住宅メーカーが用意したラインナップから選ぶ方法です。ただしセミオーダー住宅ほどの間取り変更などには対応していないことがほとんどで、用意された間取りのなかから選ぶのが基本です。

規格住宅最大のメリットは、どの方法よりもコストを抑えられることです。建材なども規格化されているため品質が安定しており、施工期間も短いため短期間で家を建てたいという方の希望は叶えてくれるでしょう。

もちろん選べる範囲が少ないため個性的な家づくりをすることは難しいですが、家について特別なこだわりがない方には適しているでしょう。

工務店とハウスメーカー、どちらを選ぶべき？それぞれの特徴

                   

家づくりを依頼する先として主に「工務店」と「ハウスメーカー」とがあります。ここではそれぞれの特徴をご紹介するので、自分たちに合う家づくりをしてくれるのがどちらなのかをチェックしてみてください。

ハウスメーカー

ハウスメーカーは全国規模で展開している大手の会社が多く、対応エリアが広いためさまざまな地域に営業拠点を持っているのが特徴です。CMや広告も大々的に行われており、家づくりといえばハウスメーカーをイメージする方も少なくないでしょう。

ハウスメーカーで建てる大きなメリットとして、どのエリアで建てても品質が安定しているということが挙げられます。規格に沿った建材や資材などを工場で大量生産し、現場もマニュアル化されているため品質が保たれてるのです。また長期保証に対応していることが多く、定期点検やメンテナンスなどのシステムがしっかりしていることから安心感があります。

ただし広告宣伝費がかかっているため、工務店に比べると費用は高めになるケースが多いです。そしてフルオーダーの注文住宅には対応していないハウスメーカーもあり、細かな要望には応えてもらえないこともあるでしょう。オプションを追加したりプラン外のものを取り入れたりすると、想像以上に費用が高額になってしまうことも珍しくありません。

このようなことから、ハウスメーカーは費用が高くてもブランド力や品質を重視して家づくりをしたい方に向いているといえるでしょう。

工務店

工務店は主に地域密着型で営業しており、新築工事はもちろん、増改築などの柔軟な対応ができるのが大きな特徴です。工務店の注文住宅といえば基本的にはフルオーダー住宅であり、法律の範囲内であれば希望に合わせたオンリーワンの家づくりを叶えてくれます。

工務店で注文住宅を建てる大きなメリットとして、ハウスメーカーよりも費用が抑えられることが挙げられます。まったく同じ仕様の家を建てた場合でも、広告宣伝費などに多くの費用をかけていない工務店のほうが安く仕上がるでしょう。

また家族に合わせた間取りや好みの内外装、エクステリアなど、すべてを決められるので、家づくりに強いこだわりがある方や叶えたいことがある方には工務店の方がおすすめです。また工務店は担当者とのコミュニケーションを細かく取りやすいのもメリットのひとつで、施主の要望が現場まで伝わりやすく、思い違いやイメージ違いなども起きにくいでしょう。

決める範囲が多いため打ち合わせの回数が多く、完成までの期間が長いという点をデメリットに感じる方もいるかもしれませんが、時間をかけた分だけ家に対する思い入れが強くなるというメリットもあります。ただし工務店によって技術に差があったり、サービスの内容が異なったりするため、納得できる家を提供する工務店をしっかりと選ぶことがで大切です。

このようなことから、マイホームにさまざまな希望や夢がありそれを叶えたい方、できるだけ費用を抑えて家づくりをしたい方は工務店で注文住宅を建てるのがおすすめです。

「家を建てる際に重視したいポイントは何ですか？」Webアンケートで調査！

兵庫県や注文住宅、さらにハウスメーカーや工務店などについてさまざまな内容の解説をしてきましたが、実際に家を建てる際にどういった部分を重視すればよいのか、リアルな声も知っておきたいところですよね。そこで、当サイトではWebアンケートを活用して調査を行いました。

「家を建てる際に重視したいポイントは何ですか？（複数選択可）」という質問をしたところ、結果は以下のようになりました。

第1位は「価格」でした。家を建てるのは一生に一度の買い物といっても過言ではなく、価格については後悔のないようしっかりと精査したいところ。

優れたハウスメーカー・工務店であれば、価格を抑えながら品質も維持できるような工夫がなされており、不必要なコストを削りつつも理想的な家を実現できるはずです。価格そのものにも妥協はしたくないですが、納得いくまでプランを練り直してくれるなど、担当者の質も気になるポイントです。

第2位は「住宅性能」でした。家は家族が長い時間を過ごす場所なので、快適に過ごしていくために住宅性能の高さもゆずれません。

住宅性能には断熱性・気密性・耐震性などがあり、その注文住宅メーカーがどのくらいの性能を備えた家を作っているのか、という目線でハウスメーカー・工務店を選ぶようにすると失敗がないでしょう。相談会などに参加する機会があったら、詳しく話を聞いてみるのがおすすめです。

第3位は「周辺環境」でした。家そのものの価格や性能について考えることが大事なのはもちろんのこと、その周辺の環境についてもあらかじめよく把握して考えなければいけません。

交通機関のアクセスはよいか、治安はどうか、便利なお店は近くにあるかといった点について、実際に生活を始めてから問題に気づくということになると大変です。そのため、家づくりの段階でそういったポイントについても忘れずチェックしておくようにしましょう。

アンケートの結果は以上となります。続いて、工務店・ハウスメーカー選びのポイントを解説していきます。

工務店・ハウスメーカー選びのポイント

                   

家づくりは工務店やハウスメーカーと一緒に行っていくので、どの注文住宅メーカーに依頼するかで、できあがるものが大きく異なります。ここでは後悔しない家づくりをするための、工務店・ハウスメーカー選びのポイントをご紹介します。

デザイン・設計

まず工務店・ハウスメーカー選びでチェックしたいのがデザインや設計についてです。デザインはとくに注文住宅メーカーごとの特徴が出る部分でもあるので、自分好みのデザインや暮らしやすいデザインを提案している住宅メーカーを選びましょう。

設計については工務店とハウスメーカーとで大きく異なる部分です。基本的に工務店はフルオーダー住宅、ハウスメーカーはセミオーダー住宅が多いため、どのような家づくりをしたいのかでも選ぶべき注文住宅メーカーが変わるでしょう。

デザインや設計については各注文住宅メーカーの公式サイトに掲載されていることが多いので、ぜひチェックして希望する家を実現してくれる注文住宅メーカーを見つけましょう。

費用

費用は長く支払いが続くものでもあるので、予算内で希望を叶えてくれるような工務店・ハウスメーカーを選ぶことが大切です。なかには定額制の注文住宅を提案している注文住宅メーカーもあるので、不安な方はこのようなプランのある会社がいいでしょう。

また住宅ローンについてもしっかりと相談ができ、できるだけ施主にとってメリットの大きい提案ができるような注文住宅メーカーに依頼するのがおすすめです。資金計画や銀行ごとの特徴などについても丁寧に説明してくれたり、最適な銀行を相談してくれたりと費用についての手厚いサポートがある注文住宅メーカーを選びましょう。

住宅性能

兵庫県は地域によっても気候が異なりますが、どの地域で家づくりをする場合でも共通して意識したいのが住宅性能です。外気温に左右されず1年を通じて快適で暮らしやすい家にするためには、断熱性や気密性が高く換気性能に優れた家づくりが必要です。

またどの地域に暮らしていても不安のある地震についてですが、頑丈で耐久性があり高い耐震等級の家にしておけば安心感が違います。

このように家族にとって安心できる場所、快適に暮らせる場所をつくるためにも、住宅性能に強いこだわりを持って家づくりをしている注文住宅メーカーを選びましょう。

担当者の対応

家づくりで施主の窓口になってくれるのが、注文住宅メーカーの担当者です。安心して家づくりを進めていくためには、担当者が希望をしっかりと聞いてくれたり適切なアドバイスをしてくれたりすることも重要なポイントです。

そのため担当者が信頼できるかどうか、対応に不安がないかどうかなどもチェックして注文住宅メーカーを選びましょう。おすすめしたいのは最初から最後まで一貫して同じデザイナーやプランナーが対応する体制をとっている会社。担当者が変わることで起きやすい伝達漏れや認識の相違などを防ぐことができます。

兵庫で理想のマイホームを実現しよう！

兵庫県は再開発が進んでいる地域や子育て支援に力を入れている地域などが多く、幅広い世帯が暮らしやすい場所であるといえます。そんな兵庫県で家づくりをするのなら、安心して任せることができ、自分たちの夢や希望を叶えてくれる注文住宅メーカーに依頼しましょう。

兵庫県内にもたくさんの注文住宅メーカーがありますが、まずは気になる会社の公式サイトなどをチェックしたり資料請求をしたりしながら最適な注文住宅メーカーを見つけてください。そして素敵なマイホームを手に入れましょう。